サンゴの産卵シーズンも後半となった7月5日の午後。東京で行われたサンゴ礁フェスティバルで、
来場者の皆さんにいただいた、サンゴ再生応援メッセージ付きの着床具を与論島の海に設置して
きました。140個以上の着床具を、短期間で設置するにはどんな方法が良いか? 検討の結果
九州大学の研究で使用している方式が、短時間で確実に水中に設置することができるということに
なりました。当初の予定のように着床具を岩場に設置することはできませんでしたが、このような方法
で使用するための形状だったので、かえって良かったのかなぁと思っています。フェスティバルの
会場でもお伝えしましたが、他の方法に比べ確率が低めで時間も必要ではありますが、環境にロー
インパクトで自然に再生していくのに一番近い方法です。 前のもお伝えした www.sango.ne.jp の
サイトで経過を後追いしていく予定です。 多分2年後ぐらいに幼サンゴが着床したものを確認し
岩場に再度設置の予定です。現在の状態も一般のダイバーが見ることは可能です。「私の着床具
あるかなー。」って方。あまり時間が経つと藻がついて見れなくなっちゃうかも? 海中宮殿ポイントに
沈んでいるので、北側のポイントに潜れるシーズンに来てくださいね。
6月はサンゴの調査と再生の実験・イベントと盛りだくさんの1ヶ月でした。 これらの成果が実を結ぶ
ことを期待したいと思います。 そして8月10日発売の「月刊ダイバー9月号」絶対見てくださいね。
毎日暑い日が続いています。皆さんお体に気をつけて、潜りたくなったら与論島・竹内潜水堂に
遊びに来てくださいね! お待ちしていまーす!!

                                         HP管理人  竹内 浩一でした。
雑誌の取材とほとんど同じスケジュールで潜りに
来られたのは、シゲオさん・アツコさんご夫妻です。
「取材のカメラマンさんと一緒に潜ることなんて
そう滅多に無いことですもんねー。」とアツコさんは
大感激! 紙面の海中宮殿の写真。泳いでいる
ダイバーの中にお二人も写っていますよ。
また、サンゴの産卵のシーズンにぎりぎり間に合うと
言うことで、サンゴの着床具の設置も体験していた
だきました。 な、なんとこの話題もモノクロページでは
あるものの掲載予定です。 楽しみにしてくださいね!
そしてまた着床具の様子も見に来てくださいね。
これから着床具を
ホヌホヌへ設置
しに行きます。(下)
上手に設置できた
かな? 良い結果が
出ますように
(上)
来年もその先も、ずっと一緒に潜りましょう!
与論島ダイビング事業組合のメンバーの協力のもと、皆さんのメッセージ付きの着床具をステンレス製の台に取り付け
海中宮殿ポイントに設置しました。どのような結果が出るか? 楽しみにしましょう。
与論島の美しさを撮影してくれた、カメラマンの
作品もじっくり見てくださいね!!
8月10日発売のダイビング雑誌「月刊ダイバー」に注目!!
今回も与論島特集が載ってるよ!今回の取材協力店は
竹内潜水堂が担当しました。しかも紙面のモデルは当店の
女将・幸さんが担当しています。こんなことはこの先もあまり
無いのでは?お小遣いに余裕がある方はぜひお買い求めく
ださいね。永久保存版にしてください。メインは与論島北側の
ポイントで人気急上昇。ウミガメが、ほぼ100%の確率で
見ることができる「ホヌホヌ」の話題。「信じられな〜い」って
言うような写真も載っているよ。(でもみんなはマネしないでね!)
今回はカラーページにとどまらず、モノクロページにも与論島の
話題が載っています。別枠でサンゴ礁フェスティバルの記事も
載っているかも? 3日半で12ダイブ・平均潜水時間60分の
成果をしっかりとご覧あれ!
6月後半。梅雨明けと共に与論島に上陸する男性ダイバーたち・・・  
そう、クワさん・チヨさんのコンビも、与論に潜りに来てくれましたよ!
毎年お二人が来ると「夏がきたぞ!」という気持ちになります。
なんと今年はクワさんがめでたく100ダイブを迎えることができました。
お二人と一緒に潜り始めて10年ちょい。毎年このシーズンに少しずつ
でも、しっかり確実に潜り続けた結果です。スキルも安定して、与論の
ポイントは全て征服したのかな? いやいや南側のポイントが手薄に
なっているはず! 与論に夏を運んでくるクワさんチヨさん。たまには
秋にとか潜りに来てませんか? 久々に南のポイントも潜りましょうよ!
お二人が与論のダイビングポイントを、征服する日を楽しみにしてい
ますね。(あやか姉さんの隣に写っていたのはクワさんでした。)
与論で30本記念おめでとう!!
私が東京のイベントに参加している間も、細々ではありますが
潜水堂の女将「幸さん」がしっかりとガイドを務めておりました。
だって、何年振りであろうか? 元与論島住民のあやか姉さん
がダイバーとなって帰って来てくれたではありませんか!
以前は与論の海を水面から見ていたのですが、今回初めて
水中をじっくり見ることができ、かなり感激していた様子!!
しかも30ダイブと区切りのいい本数を迎えることもできました。
また絶対与論に帰ってくる!!と、あやか姉さんは宣言して
くれました。次はいつ頃会えるのかなぁ? 次回は私のガイド
でも潜ってね!(写真で隣にいつのはだれ??)
もしかして一番人気の
ブースだったかも?(左)
皆さん、思い思いの
メッセージを書いています(中)
与論の海に設置する
準備もできました(左)
さて、次は潜水堂のオーナーである私が、この時期としては珍しく東京に出かけたお話しを。
以前このHPでもご案内しました、東京・お台場にある東京ファッションタウンにて行われた「サンゴ礁
フェスティバル」参加してきました。今回は与論情報化グループe-OK(イーマルケー)が、与論島の
サンゴ再生活動の展示としての出展となりました。当日は大雨。あいにくのお天気ではあったものの
約1,200名の来場者があったそうです。今回の出展の目玉、セラミック製のサンゴ着床具を会場に
持ち込み、来場者の皆さんにサンゴ再生に対する応援メッセージを記入していただきました。
皆さんに声をかけたところ、なんと140名近くの方にメッセージを記入していただくことができました。
この着床具は、与論島ダイビング事業組合のメンバーの協力を得て、与論島の海に設置されました。
なお、この会場で皆さんにお知らせしました与論島ダイバーとサンゴ礁再生のお役立ちサイト
www.sango.ne.jp も7月21日に無事オープン。今後の与論島サンゴ再生活動からも目が離せない!
様々な側面から再生方法を模索して、以前の美しい海に戻るように努力していきたいと思います。
また、毎回のようにボランティアとしてリーフチェックに参加してくださっているダイバーの皆さんが
今回もお手伝いいただきました。本当にありがとうございます。
リーフチェックが終わった後は梅雨空ではあったものの、北海道・神奈川・名古屋などなど・・・
いろいろな所からいらっしゃった皆さんと、与論島の海を楽しむことができました。しかし一時極端に
海況が悪くなり、ダイビングを中止せざることになってしまったことを、心よりお詫び致します。
大雨の中出港するボート(上)と
調査中のボランティアダイバー(下)
今回の調査結果の詳細は、また後日ご報告することにします。
但し、今回の調査で新たな結果を見出すことができました。
それはわずかではありますが、北側の浅場のポイントにサンゴの回復
傾向があったことです。調査を始めたころは5%前後のサンゴの被度
であったのが、ここ数年で10%前後の数値が続いていることが
わかりました。まだ他の地域よりは被度が低いものの、少しずつ
サンゴが増えているという結果が出ると、ホッとした気持ちになります。
しかし気になることも1つ。今まではこの時期に見ることが無かった
海藻類が多く見られることです。気候や水温など、今までと違った
季節変動になっていることも考えられます。これも地球温暖化の
影響か? いくらサンゴが増加傾向を示していても、温暖化が進んで
しまったら、またダメになってしまうかも・・・ これは海だけの問題では
なく、普段の暮らしから環境にやさしい生活を心掛けなくては
いけません。しかも一部の人だけ頑張ってもダメなのでは?と
思います。みんなで協力しあって、少しずつでも環境にやさしい生活を
しましょうよ! これは与論のサンゴの問題ではなく、みんなの問題
だと思います。 今後もリーフチェック等を通して、皆さんに環境の
変化と保護の大切さを伝えることができたらと思います。
前回もそうだったのですが何故か潜水堂が当番店のときに限って海況が悪くなり、今回も1ダイブのみの
調査となってしまいました。しかし2回ともピンチヒッターでの開催で、まだ自分が開催したい日に開催した
ことがないんですよ。トホホ・・・
今回も20名のダイバーが、調査に参加してくれました。
そして6月と言えば、おなじみのリーフチェックの季節です。今年は例年より若干早い時期ではありましたが
島内・島外からもボランティアダイバーが参加してくださいました。当初は他のお店が当番だったのですが
急に都合が悪くなりピンチヒッターとして竹内潜水堂が当番店としての開催となりました。
与論のサンゴが復活しますように!
6月に入ってすぐのことです。各メディア等で報道されていますが
与論島で行われている、サンゴ再生のための実験のお手伝いを
ダイビング組合で行いました。かなり大がかりなプロジェクトで
今年の冬からリーフ内で進めていた実験の施設を1つ、茶花の
海中宮殿ポイントの近くに移設しました。その施設にサンゴの卵が
着きやすいように用具を設置したり、実験用のサンゴの枝を
取り付けてきました。このような実験を進めることにより、自然の
状態での回復力が少なかったサンゴが、以前のようなきれいな
状態に近づけるのが目的です。わずかではありますが、回復傾向に
ある与論島のサンゴたち。各種プロジェクトの積み重ねで、より
きれいな状態になるように、私たちも努力したいと思います。
2008年7月24日(木)晴れ 気温32℃・水温29℃
「話題てんこもり!6月の与論島&潜水堂!」の巻き

「またやってしまった!」日記の更新が2か月ぶりになってしまった!!
おnewのPCでやる気はマンマンなんだけど、今年はやることがたくさんあって・・・
とりあえずいろんなことがあった、6月と7月の初めのご報告から始めます。
こんな感じで、’08シーズンの潜水堂の活動が始まりました。 本当はもっとたくさんの潜った一部
始終をご紹介したいのですが… 本当に申し訳ございません。 今年は国際サンゴ礁年にもなっており
与論島でもサンゴ再生のプロジェクトなどの活動も盛んに行われる予定です。今後の与論島ならびに
竹内潜水堂の活動にも注目してくださいね。 

それでは今シーズンも、竹内潜水堂を宜しくお願い致します。   HP管理人   竹内 浩一でした。
そして台風4号が過ぎ去った今朝の出来事。知り合いの地元の方から
「海でウミガメが何かに引っ掛かってるよー。」って電話がありました。
現場に行ってみると、大きなアオウミガメが手足をバタバタさせながら
浮かんだり沈んだりしてるではないですか! いつも優雅な姿を見せて
くれているカメさんがメチャメチャかわいそうな姿を見せている…
何とかしてあげなくては! と思いつつも、あまりにも大きいので、仲良く
している島内のショップオーナーに連絡して、合同でウミガメ救出作戦を
決行しました。 与論島が属する鹿児島県には、「ウミガメ保護条例」も
あり、世界的にも貴重な生き物です。 何より私たちダイバーに感動を
与えてくれる存在です。 原因は人間が落としたロープとワイヤーが
きれいに首にかかった状態で、多少手こずったものの作業開始から
30分程度で、外してあげることができました。 何気に落としてしまった
物でも、自然の生き物には凶器になってしまいます。私たち海で仕事を
している者として、気を付けなければいけないと、思わずにはいられま
せんでした。 また私たちを楽しませに帰ってきておくれー!
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何とか助けることができました。
潜水堂日記・1(’02.8〜12) 潜水堂日記・2(’03.1〜6) 潜水堂日記・3(’03.7〜10)
潜水堂日記・4(’03.11〜’04.5) 潜水堂日記・5(’04.6〜10) 潜水堂日記・6(’04.12〜’05.6)
潜水堂日記・7(’05.7〜12) 潜水堂日記・8(’05.12〜’06.6) 潜水堂日記・9(’06.7〜9)
潜水堂日記・10(’06.10〜12) 潜水堂日記・11(’07.4〜12) 潜水堂日記・13(’08.8〜11)
ちょっと遅めのG/Wでやって来たのは、やはりリピーターさんの
フサコさんです。 G/W本番をはずして来られたので、ボートも
ポイントも貸し切り状態。 のんびり1日2ダイブずつ3日間
潜ってくださいました。 やはり与論歴は10年近くになり
ポイントを決める時も「どこがいいですか?」と尋ねるくらい。
そうしたら「どこでもいいわよ。」って答えが返ってきました。
そんなのんびりペースのダイビングもいいかもしれませんね。
これからもずーっと与論に潜りに来てくださいね。待ってます。

オサカナをのんびりながめているフサコさんです。(左)
先に帰ったパパさんたちとは一緒に
写真を撮るのを忘れてしまいました。
ごめんなさい!
今回はうちの都合で一緒に潜れなかったけど、与論に来たら
必ず一緒に時間を過ごす「金子組」(変な団体ではありません。)
の皆さんもG/Wにやってきました。うれしいことに新しい家族と
一緒に。初めて会った時は中学生だったのに、今や立派なママさん
ダイバー。私も与論に来て15年。それは回りの環境も変わってきますよ。
それでもずーっと、お付き合いしてくれるリピーターさんって本当に
ありがたいですよねー。うちの店なんか半分以上リピーターさんで成り
立っているのでは?と思うぐらいです。新しい家族は1歳と2か月。この
子が潜れる歳になるまで現役でいてくれと言われました。最近は2世代・
3世代ダイバーもいらっしゃるようになりました。よし、この子も面倒みて
あげるから元気に育てるんだよ! 
最終日の夜は、島の居酒屋さんで
「お疲れ様会」 もちろん与論献奉も!
「もう帰っちゃうの?」名残惜しい
与論空港にて。また潜りにきてください。
皆さんのスキルのレベルが高かってので
海中宮殿では放置プレイ状態でした。
まだ混んでいない土曜日の午前中です
さて、今シーズンの始まりは、なんと東京でのスタートでした。
4月に池袋で開催された、マリンダイビングフェアのお手伝い
スタッフとして急きょ参加させていただきました。
東京はもう何年振りだろか? 当HPでもご紹介したTV出演以来
久々の登場です。 久し振りの東京は、やっぱり人の多さに
圧倒されるばっつかり。 しかも池袋の会場には、3日間でのべ
5万人の入場者があったそうで、声を張り上げて与論のPRを
してきました。 当店のリピーターさんや、懐かしい方々にも
会うことができ、とても有意義な3日間でした。 またこのような
機会があったら、ぜひ参加したいと思います。 その時はHPを
通して皆さんにもご報告しますね。
2008年5月20日(水)晴れ 気温24℃・水温23度
「08シーズン、活動開始!」の巻き

今年もダイビングシーズンが始まりました!!(実は冬も潜れるんですけどね…)
と、言うことで今シーズンの「潜水堂日記」の始まり始まり。
おnewのPCなので去年のようなことがないように、できるだけ多くの日記をつけようと思います。
さて与論に帰ってからの初仕事は、毎年この時期に潜りに来てくださる、ミノルさん・フミコさんとのFUN
ダイブでした。お二人がいらっしゃると「今年もG/Wがはじまったぞー。」という感じです。お二人が来る
前はボートやレンタル器材のメンテナンスしかやっておらず、毎度のことですが「何がいるか分からない
よ〜。」状態で「じゃ、一緒に探してください。」と、ほとんど放置状態!でもこれが結構楽しくて、何か見
つけると皆で呼び合って、ミノルさんのカメラに収めてもらうというダイビングパターンになってしまい
ます。今回も、素敵な写真をたくさん分けてくださいました。その作品の一部と、被写体にかぶり付きの
ミノルさんの姿を公開しちゃいます。 もはや秋のご来店も決定!次回も放置しちゃいますからね!!
素敵な写真を見たい方は、秋に潜水堂来てみればー。 もっとたくさん写真が見れるかも?
出発前(上)と水中(下)での記念写真です。
今年のG/Wは、体験ダイビングのお客様もたくさんいらっしゃい
ました。その数のべ15名。当店の体験ダイブのお客様は
年間通しても30〜40名位。と、言うことはG/W期間中だけで
年間の約半分の人数が潜られたことになります。
今回はその中で2日間にもわたってダイビングを楽しんで
くださった、Kさんファミリーをご紹介したいと思います。
仲良し4姉妹+お父さん(お母さんは陸上でお留守番。)が与論
の海に初チャレンジ! お父さんは経験者であるものの、4姉妹
は初めてのダイビングでした。 実は体調があまり良くなく
初日は全員が潜れなかったのですが、翌日に「もう一度潜って
見たい!」とリクエストがあり、体調を整えて再チャレンジ!!
2日目は見事に全員が大成功! 4姉妹は与論の海の美しさに
最後まで大はしゃぎ状態でした。 10代のうちから、こんなに
きれいな海に潜れたなんて、みんなお父さん・お母さんに感謝
しなくっちゃいけないよ。 でも与論島に「また行こう!」って
おねだりしておいでね。 またみんなと一緒に潜りたいから。
その他(その他にしてゴメンナサイ。)多くの皆さんも与論の海の
美しさを堪能していただいたと思います。多くの皆さんと、この
美しい海を楽しめるよう、私たちも努力してまいります。
そして皆さんが与論の海に帰ってくださることを、心よりお待ちして
おります。
そして、今年のG/W後半は、当店初G/Wにショップツアーを組んでいただいた大分潜水さんが、なんと
11名の大世帯で遊びにきてくださいました。大分潜水さんも10年以上のお付き合いをしていただいており
昔から、かわいがっていただいている老舗のショップさんです。 今回は3日間でMAX9ダイブの予定
でしたが、なんと最終日が予想外の海況不良で、皆さん各々6〜8ダイブ与論の海を楽しんでいただき
ました。 最終日以外は夏を思わせるぐらいのよい天気と、最高のコンディションだったので、一足早い
夏休み感覚でダイビングされたのではと思っております。 しかも北側・南側のポイントを1度のツアーで
潜れたなんて、実はラッキーだったかも知れません。 でも、まだまだ良いポイントが残っていますよ!
今回のツアーで新たな与論ファンも増えたはず。 次回は秋にでもツアーを組んでいただければなぁと
思っております。 皆さん!今後とも与論島と竹内潜水堂をかわいがってくださいね。またのお越しをお
待ちしております。
Page・12
潜水堂日記・1(’02.8〜12) 潜水堂日記・2(’03.1〜6) 潜水堂日記・3(’03.7〜10)
潜水堂日記・4(’03.11〜’04.5) 潜水堂日記・5(’04.6〜10) 潜水堂日記・6(’04.12〜’05.6)
潜水堂日記・7(’05.7〜12) 潜水堂日記・8(’05.12〜’06.6) 潜水堂日記・9(’06.7〜9)
潜水堂日記・10(’06.10〜12) 潜水堂日記・11(’07.4〜12) 潜水堂日記・13(’08.8〜11)
そしてFUNダイブのみなさんは・・・
と、続けたいところですが、この続きは次回の潜水堂日記で更新したいと思います。
日記の更新をお持ちになっている皆さん! 本当にすみません m(__)m


季節は秋から冬へと変わりつつあります。
ちょっと寒い日もありますが、まだ水温は25℃以上!!
少人数でのんびり潜るには最高のシーズンですよ!
ぜひ晩秋の与論島に、竹内潜水堂で一緒に潜りましょう。
皆さんのお越しを、楽しみにお待ちしております!!


                                        HP管理人・・・竹内 浩一でした。
8月に入ると、体験ダイビングのゲストの方がとっても多くなります。やっぱり夏本番。夏休みやお盆休み 
などが重なって、多くの方が体験ダイビングを楽しまれます。ひとり旅・カップルやご夫婦はもとより、
ご家族で体験ダイビングをする方が近年多くいらっしゃいます。 小学生なのにダイビングを経験させて
もらえるなんて、本当にうらやましいちびっ子何名かいたりして・・・ また、たまたま一般公開されていた
海上保安庁の巡視艇を一緒に見学をしてくれた方や、1日2ダイブもしてくれた方もいたりして・・・
私たちも思い出に残る日々を過ごすことができました。 与論の海はとってもキレイ。そんな海で体験
ダイビングをされた皆さんは、とっても幸せ者です! また与論の海に帰って来てくださいね。
8月に体験ダイビングを楽しまれた皆さんです。でもスペースの関係で、全員は載せられません
でした。すみません・・・m(__)m   皆さんとまた一緒に潜れる日を楽しみにしていますよー!!
この時期、私的に盛り上がっていたのは「ミルキーウェイ」で
見つけたウミウシの仲間「テンテンコノハミドリガイ」でした。
なんか餃子のようなカッコウがとってもかわいくて、図鑑などで調べ
たら比較的珍しい種類なんだって! この時期潜ったお客さんは
結構「ミルキーウェイ」に連れていかれたはず。 約1ヶ月間、私と
お客さんの目を楽しませてくれました。 また見つけたいなぁ・・・
と思う今日この頃です。

テンテンコノハミドリガイって言う名前もかわいいと思いません??
今日は島民ダイバーチームでした。(左) ウミガメの数に大興奮!(中) 早速パソコンに向かってログを入力しましょうね。(右)     
当HPをご覧の方はもうご存じたと思いますが、与論島の海の保護・再生活動の一環として、ITを活用して
サンゴ礁の保護・再生を行うことを目的に運営されているsango.ne.jpのオープニングイベントが7/20に
行われました。当日は港にテントを設置しノートパソコンを並べ、ダイビングから帰ってきたダイバーに
早速ダイビングログを入力してもらいました。普段はあまり潜る機会が無い島内ダイバーも多く集まり
久々のFUNダイブを楽しみました。ウミガメが集まる「ホヌホヌ」に初めて潜った島内ダイバーは大興奮!
地元の海の実力に驚く1日になりました。
水中を探していると(左) 白くなったサンゴの上にレイシガイがついています。(中) たった15分で40個もしました(右)
通常のFANダイブや体験ダイブ・ライセンスコース以外にも、作業で潜ることもたまにあります。
7月の半ばに鹿児島県の依頼により、オニヒトデの生息調査の為「海中宮殿」付近を潜りました。
この調査は、ある一定の範囲を2人の調査ダイバーが15分間潜って、どれだけのオニヒトデが生息
しているかを調査します。幸いなことにオニヒトデは1匹も見つかりませんでしたが、以前から異常発生
していたサンゴに食害をもたらすレイシガイという小さな巻貝が大量に確認・駆除されました。一時は減少
傾向にあると思われていましたが、また増加傾向にあるように思われ、15分の調査の間に40個も駆除
することになってしまいました。生態系のバランスが崩れてしまったのか? レイシガイを駆除しなくても
良い状態にならないようにしなくてはいけませんね!
お仕事で何回も与論に通い詰めているハナちゃんも、今回初めての
体験ダイビングになります。 当日はとっても良い天気と穏やかな
海況に恵まれて、とっても楽しいダイビングになりました。
潜る前の練習の時点でとっても上手出来ていて、今回マンツーマン
という状態でもあったので「海中宮殿」まで行ってしまったのだ!
最大深度10m約40分の水中散歩を思いっきり楽しみました。

しっかり説明を聞いて、楽しく潜ろう! もちろん大成功でした!! (写真・右)
7月も半ばに入ると、夏休みシーズンなのか?体験ダイビングの
ゲストが多くなってきました。元気な女の子4人組、ミユキちゃん
ナツミちゃん・アヤコちゃん・ユカちゃんの登場です。お天気は
ちょっとどんよりしていたけど、みんなの元気で楽しいダイビングに
なったよ! 初めてのダイビングだったけど全員大成功!
また潜りに来てね!!

カクレクマノミを見つけて、大はしゃぎの女の子4人組でした。(写真・左)
7月はオープンウォーターダイバーが1名とアドバンスダイバーが1名
誕生しました。OWダイバーに認定されたミカちゃんは、本当に
ライセンスが取れるか?ちょっと不安だったらしく、まずはお試しで
体験ダイビングをしました。上手に潜れて自信をつけたのか
ライセンスコースをスタート。直前に体験ダイビングをしたおかげで
順調にコースをこなし、めでたくライセンスをGETしました。

AOW取得したタクヤさんは、与論にある病院に2か月間応援の
ドクターとしてやってきました。元々OWライセンスを持っていたので
今回はAOWにチャレンジです。 お仕事の合間を上手に使って
無事にカリキュラムを終了。FUNダイブもすることができました。
お二人とも、また与論に潜りにきてくださいね。

OWのミカちゃん(上)と AOWのタクヤさん。(下) また潜りにきてね!!
2008年11月12日  久々の晴れ・風強し 気温26℃・水温26℃
「夏の思い出。7月の潜水堂」の巻

やっぱり日記のページは遅れがち。皆さんの「どうなってるの?」って声が聞こえてきそう!!           
もう寒くなってきたもんねー。 まずは、とっても暑かった7月の話題から。