潜水堂日記・1(’02.8〜12) 潜水堂日記・2(’03.1〜6) 潜水堂日記・3(’03.7〜10)
潜水堂日記・4(’03.11〜’04.5) 潜水堂日記・5(’04.6〜10) 潜水堂日記・6(’04.12〜’05.6)
潜水堂日記・7(’05.7〜12) 潜水堂日記・8(’05.12〜’06.6) 潜水堂日記・10(’06.9〜12)
潜水堂日記・11(’07.4〜) 潜水堂日記・12(’08.4〜8) 潜水堂日記・13(’08.8〜11)
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2006年7月24日(月) 晴れ・台風のうねり少々 気温32℃・水温27℃
「真夏の与論島より。」の巻き


台風3・4・5号と立て続けにやって来ている、今日この頃。 めっきり月1回のペースになってしまった
潜水堂日記です。さて、気になるG/Wあとの話題は? そしてあの人はどうなったか??
シゲヒロ君がレスキューダイバに認定された同じ時期に潜りに
来られたのは、与論の病院にお勤めのアヤちゃんとお友達の
ナナちゃん・お姉さんのトモちゃんです。ナナちゃん・トモちゃん
の旅行の日程が1泊だったので、与論に到着後2ダイブという
チョッと忙しいスケジュールでしたが、1年の中で日中の時間が
長いこの時期なら、こんなスケジュールでも大丈夫! しかも
半日のうちで、北側と南側のポイントを1ダイブずつすることが
できたのも、このシーズンならでは! チョッと波が強かった
けど、挫けることなく与論の海を楽しんでもらえたのでは?
と、思っています。 今度はコンディションが良い時に、ゆっくりと
与論島に潜りに来てくださいね。
G/W明けは、彼の話が半分を占めてしまうかも?
本格的ダイブマスターをシゲヒロ君の話題です。G/Wが終わって間もなく、レスキューダイバーコースが
始まりました。きっちり予習をしてきたシゲヒロ君は、数ある課題を難無くクリア。無事レスキューダイバー
合格です。周りに困ったダイバーがいたなら、すぐに手助けできる実力もしっかりつけることができました。
でも本当は、周りにいるダイバーが、困った状態にならないようにするのが、君の本当の役割だということを
しっかり覚えてくださいね。気が付けば、潜水堂第1号のレスキューダイバーの誕生です。シゲヒロ君
おめでとう!!
レスキューダイバーコースは、比較的浅いところでスキル練習をします。       レスキューダイバー合格おめでとう!
ログ付けの時は、トモちゃん・ナナちゃんのお母さんも来ました。
また、一緒に潜りましょうね!
そして、ついにシゲヒロ君のダイブマスターの講習が
本格的に始まりました。インストラクターとほぼ同じ
レベルの知識と、泳力や技術がダイブマスターには
求められます。今までより、はるかにレベルの高い
講習内容に、ベテランダイバーであるシゲヒロ君も
さすがに戸惑い気味です。しかしガイドダイバーを
したり、お客さんや仲間の面倒を見る役目をする
ためには、多くの努力が必要です。本物のダイブ
マスターを目指して、頑張れ!シゲヒロ君!!
君ならできるはずだ。
学科はテストが8科目
その他課題も満載です。
泳力テストも、もちろん
制限時間内で泳ぎます。
シゲヒロ君のダイブマスターの講習が始まったと時を同じくして
与論島に遊びに来たのは、島内のお知り合いのお友達の
トモコちゃんです。きれいな海が目の前にあるし、潜らないで
帰るなんて絶対もったいない!  ってことで、初めての体験
ダイビングに挑戦です。スズメダイの仲間やニモで有名に
なったカクレクマノミと遊んでいると、何やら謎の生物が近づ
いて来るではないですか! 丸々太ったコブシメ(イカの仲間)
です。しかも一気に6匹も!! 体験ダイビングでは普通
ありえない光景です。これもトモコちゃんがダイビングに挑戦
してくれたから、見ることができたんだねー。また与論に来たら
ダイビングにチャレンジしてくださいね。
ニモに会うことも
できました(左)
大きなコブシメや
(写真・右)
シゲヒロ君のダイブマスターコースが中盤に入った頃に、わざわざ東京からシゲヒロ君を応援すべく与論島へ
やって来たのは、学生時代のダイビング仲間のカツ子ちゃんです。彼女ももうすぐダイビング暦10年の
ベテランダイバー。これはダイブマスターの練習相手になってもらおうと言うことになり、シゲヒロ君
与論島にて初ガイドに挑戦!! ポイントは『海中宮殿』と『B&G前』 単純にポイントをガイドするだけで
無く、その日1日のスケジュール立てから海況の判断・ポイント選定・昼食の手配・考えられるトラブルへの
対応などなど… もちろんカツ子ちゃんのレベルでは、トラブルなんか起きっこないいんだけど、独立した
ダイブマスターとしてダイバーをガイドするには、そのぐらいのことはできなくっちゃね。カツ子ちゃんの協力も
あり、シゲヒロ君の水中ガイドの練習も無事終了。もちろんシゲヒロ君の練習相手ばかりではなく、普通に
FUNダイブも楽しんでいきましたよ。でも友達っていいよなーって思わずにはいられなかった、3日間でした。
次回はシゲヒロ君の引率で、たくさんのダイビング仲間と一緒に潜りに来てくださいね!!
2ダイブ目はB&G前
カツ子ちゃん、また潜りにきてね!
1ダイブ目は「海中宮殿」
次に登場するのは、昨年の秋にもいらっしゃったミサコさんです。
昨年は台風の影響で、南側の港の近場のポイントしか潜れませんでしたが
今回は季節を変えての来島だったので、南側の「ウワノマキのアーチ」や
「長崎の塔」そして北側の「海中宮殿」とメジャーでバラエティーに富んだ
ポイントに潜ることができました。波は多少あったものの、梅雨の晴れ間で
とってもきれいな与論の海を、堪能していただいたことと思います。
このシーズンは梅雨空で最高のコンディションとはいかない場合もありますが
ミサコさんみたいに1日で、北と南のポイントを楽しめることもあるんですよ。
チャレンジ精神旺盛の方は、一度お試しあれ!
次回はいつ会えるかな? ミサコさん、また一緒に潜りましょうね!
その頃のシゲヒロ君といえば、お客さんがいてもいなくても、毎日のように
海に出かけておりました。ボートダイビングで必要不可欠な「アンカー
上げ」も、かなり上手になってきました。多くのお客様と接することができ
本人にとっても、良い経験ができたのではと思っています。今までのほと
んど学生時代のダイビング仲間と潜っていたので、特にライセンスを取得
したり体験ダイビングのお客様と潜ることは皆無に等しい状態でした。
そんな新しい出会いを重ねていくに連れ、日に日に頼もしくなっていく
シゲヒロ君です。
そんなシゲヒロ君にも新たな経験を積んでもらわなくては
いけない段階に入りました。皆さんもライセンスを取得
した時に、各スキルのデモンストレーション(見本)を
見たことがありますね。インストラクターの手伝いを
する関係上、ダイブマスターもインストラクターと同じ
レベルでデモンストレーションができなくてはいけない
のです。さすがにベテランダイバーのシゲヒロ君でも
こんな経験はしたことがないらしく、結構戸惑っていた
ようです。でも、そこは努力の人。時間をかけながらも
しっかりとスキルをマスター。練習を始めた頃とは、
別人のようになっていました。その調子でガンバレ!!
レギュレーターの
リカバリー・クリア(上)と
BCDの脱着(下)です。
何のスキルの
デモンストレーション
だか分かりますか?
6月に入り、風向きが不安定な日が数日続きました。幸か不幸か?そんな時に潜りにいらっしゃったのは
一昨年の秋にもいらっしゃった、シゲルさん・マサミさんご夫妻です。1日目は特に問題なかったのですが
2日目が西よりの強風の為、普段使っているポイントが全滅状態に! 考えたあげく、じゃあ普段使って
ないところを潜ってみよう!! と言うことになりました。ポイントは与論島屈指の観光スポット「百合が浜」
の沖合い。ボートの上から見た感じ良さそうなところに「えいっ」っとアンカーを投げ、潜降してみると、
これが結構「いけるんじゃない?」って所に当たりました。今までこの付近は「だらーっ」とした砂地だけと
言うイメージだったのが、クレパスやアーチなどもありポイントとして使えそうな予感。これも梅雨時なのに
潜りに来てくださったシゲルさん・マサミさんのおかげです。ただ残念なのは、こんな時に限ってカメラを
持って行くのを忘れてしまったことです。西風のとき限定のNewポイント『百合が浜沖』次回はいつ行けるか
分かりませんが、もし機会があれば再チャレンジしたいと思っています。シゲルさん・マサミさんも、ぜひ
また潜りに来てくださいね!
ダイブマスターになるべく、シゲヒロ君が与論島に来てから、1ヵ月半が
過ぎようとした頃。そろそろ仕上げの段階へと進んできました。
ダイブマスターには、インストラクターがいなくても独自で開催することが
出来るコースがありそれを模擬的に開催し評価を受けなくてはならない
講習があります。いくつかあるコースからシゲヒロ君が選んだのは
ダイビングライセンスがない方でも気軽に参加できるディスカバースノー
ケリング(スノーケリングスクール)コースです。もちろんちゃんと潜れる
ダイバー達が生徒の役割をして、その時に考えられるトラブルをわざと
起こします。そのトラブルに的確に対処できるか?初めてスノーケリングを
する人にちゃんとテクニックを伝えられるか?安全管理が出来るかが
評価の対象です。もちろんそんな経験がないシゲヒロ君。私たちが繰り
出す罠(トラブル)に四苦八苦。当然すんなりと合格って訳にはいきません。
初チャレンジの日は見事に玉砕です!
ここからシゲヒロ君の苦悩の日々が、何日も続きました。
初チャレンジのポイントは「供利旧桟橋」多分、思い出深いポイントになったでしょう。
手伝ってくれたのは島内ダイバーのヨシキさんとシゲユキさんです。(写真・上)
シゲヒロ君が苦悩の日々を過ごしている頃、島内ダイバーの
リーダー的存在であるシゲユキさんから「レスキューダイバーのライセンスが
取りたい!」とのリクエストがありました。レスキューダイバーコースの前には
お決まりのEFRコースの開催となりました。シゲユキさんは実は医療機関に
お勤めの方。今までに実際にファーストエイドを施した経験の持ち主でも
あります。そんなシゲユキさんを相手に、潜水堂の女将・幸さんが当店第2号
のエマジェンシーレスポンダーを認定。シゲユキさん、今年の夏はレスキュー
ダイバーを目指し、もちろんFUNダイビングにもたくさん参加してくださいね。
「私はエマージェンシーレポス・・・??
 また噛んでもうた!!」
6月も半ばに近づくと、毎年恒例になっているリーフチェックのシーズン
です。今年の6月のリーフチェックに「チーム潜水堂」から参加すべく
やって来たのは、仙台からお越しのトシエさんです。リーフチェックの
5日も前から与論入りしたトシエさんは、4日間じっくりと与論の海をFUN
ダイブ。しかもマンツーマンで、北側を8ダイブ・南側を2ダイブ合計
10ダイブもしてくれました。北側なんて、もう案内するポイントが
ほとんど無い状態です。期間の前半は、曇ったり小雨が降ったりで
梅雨明けはまだかな?と言う感じでしたが、後半は「これはもしかすると
・・・」と思わせる良い天気に恵まれて、楽しく潜ることができました。
デジカメ片手に「ハイ、ポーズ」
そして年に2回のリーフチェック。今回は北側「電報口」での調査です。
今回は島内外のダイバー総数23名。「チーム潜水堂」は前出のトシエ
さん、シゲヒロ君そして私たちの4名での参加です。詳しい調査結果は
後日「リーフチェック」のページで発表いたしますが、大雑把に言ってし
まえば現状維持という感じでした。しかしサンゴ1つ1つの大きさは、
心なしか大きくなっているような気もします。また調査の精度を高める
ために、今回より調査ラインの設置の為の目印を、今までの倍にしま
した。今後の調査が、良い結果になることを期待したいです。
また、今回は九州大学の野島先生(前回のリーフ
チェックに参加)よりサンゴの移植用の苗床を頂き
参加者全員で「海中宮殿ポイント」に設置して
来ました。この中のいくつかにはサンゴの卵が
着床し、他のポイントに移植ができるくらいに
育ったらいいなぁと思います。しかし「電報口」と
「海中宮殿ポイント」ってボートで2〜3分しか
離れていないのに、なんでこんなにサンゴの量が
違うのかな? といつも考えてしまいます。
苗床に自分の印を
つけました。(写真・右)
設置されたサンゴの
苗床(写真・左)
「チーム潜水堂」に参加のトシエさん・シゲヒロ君は初参加にも関わらず
底質調査を任されました。2人ともFUNダイブの経験が豊富なことを
認められての抜擢です。午前中の練習ダイブで、調査方法をしっかり
マスターし、本番はほとんどアドバイスを受けることなく、無事調査を
終了。2人の調査結果が、今後の与論島の環境保護に役立つように
私たちも努力して行きたいと思います。次回11月のリーフチェックは
当店が初めての当番店となります。皆様のご参加を心よりお待ちして
おります。
トシエさん・シゲヒロ君
ご苦労様でした。
そしてシゲヒロ君のダイブマスターコースも最終段階。前回上手く行かなかった「ダイブマスターが実施する
プログラム」も、みっちり自習して3度目のチャレンジとなります。夕暮れ迫るビーチにて島内ダイバーの
協力の下、次々と講習を進めていきました。以前も協力してくださった方からも「別人のように上達した。」と
大好評。もちろん今回は好成績で合格です。そして最終の課題。オープンウォーターダイバーコースの
アシスタントの講習も、以前デモンストレーションの練習をしっかりやっていたおかげで、無事終了です。
与論島に来て丸々2ヶ月。竹内潜水堂の第1号ダイブマスターの誕生となりました。
1番多く潜った「海中宮殿ポイント」
デモンストレーションもガイドもお手のものです。
夕暮れ迫る「B&G前ビーチ」
多くの皆さんにご協力いただきました。
全ての講習が終了した翌日、シゲヒロ君の講習に協力して
いただいたダイバー仲間が集まってくれて、「シゲヒロ君
追い出しパーティー」を開きました。パーティーの席でシゲヒロ
君が一言。「ダイブマスター合格は、私にとって新たなスタート
です。」私もそう思います。これからいろいろな壁が君の前に
立ちはだかる事もあるでしょう。でもこれだけ多くの仲間の
バックアップがあり、多くのお客さんとの出会いがあり、今回の
講習が無事終了したことを、今の自分があることを忘れないで
ください。そして、あなたが「海」というフィールドで、今後とも
活躍することを、私たちも楽しみにしています。ダイビングを
楽しむためのリーダーとして、そして自分自身もダイビングを
楽しめるダイバーとして! 2006年の初夏はあなたにとって
忘れることができない人生の1ページになったのでは?と
思います。そしてたまには与論島にも『遊び』に来てくださいね。
あなたの帰りを多くの『仲間』が待っています。
ダイブマスター認定、本当におめでとう!!
2006.4.16〜6.22の2ヶ月間とちょっと。本当に
頑張ってくれました。また逢える日を心から
楽しみにしています。本当にご苦労様でした。
シゲヒロ君がダイブマスターに認定された頃、6/20に沖縄地方に
梅雨明け宣言が出されました。ちょうどその頃オープンウォーターの
ライセンスを取るべく、朝練習にいそしむ1人の講習生がいました。
本土の病院から与論の病院に応援でやってくるドクターで、夏の良い
時期にやって来られた、ダイスケさんです。しかしお休みは週に1度。
何とか早くライセンスを取って、たくさん潜りたいとリクエストもあり
早朝講習を開催することになりました。お仕事の合い間と、早朝を
併用した結果、当初の予定より1週間も早くライセンスをGET!
赴任期間も、まだ1ヶ月以上。すでにアドバンス取得計画も浮上中!
3点セットを早くも購入。かなりダイビングにはまっているダイスケさん
でした。
かなりダイビングにはまっています。
あと1ヶ月チョッとでどれだけ潜れるか?
そして6月後半・梅雨明けのシーズンと言えばこの方々です。
4年連続で遊びに来てくださった「マリンボーイズ」クワ・チヨさんです。
今年は梅雨明けの方が先で、私たちもホッとしています。しかも思いの
ほか海況も安定していたので、今回は南側のポイントへチャレンジ!
この時期の南側は、私たちもあまり行く機会がなく、とっても新鮮な
気分です。地形がとっても楽しい「ラビリンス」と「長崎の塔」へ!!
夏の明るい日差しで、人面岩もとってもきれいに見えました。
「ラビリンス」では小型のサメ・ネムリブカも見ることができました。
またまた、お馴染みさんの登場です。去年の秋にもいらっしゃた
ゼンイチロウさん・チカコさんご夫妻です。ケガの後遺症で昨年は
潜ることができなかったチカコさんも、リハビリを重ね今回は4年
振りのダイビングでした。ケガから復帰の久々のダイビングだった
チカコさんは以前のように「ガンガン」に潜れないのが、とっても
歯がゆい様子です。何をおっしゃいますか! 今回は「リハビリ・
ダイビング」ぐらいの気持ちで潜らなくては!! 私たちはいつでも
皆さんのお帰りを待っていますよ。そんなに焦らずにゆっくり潜り
ましょうよ! それでも頑張り屋さんのチカコさん。ゼンイチロウさんと
一緒に1日2本のペースで与論の海を楽しんでくださいました。
今年の秋も、また潜りましょう!
私たちも久々の「人面岩」でした。
そんなクワ・チヨさんとゼンイチロウさん・チカコさん
そして午後は最近ライセンスをGETしたダイスケさんが
一緒にダイビングした晩に、チヨさんファミリーも合同で
ビーチパーティーを開きました。与論島のこと・ダイビングの
こと・皆さんの地元のことなどなど・・・ 時間が経つのを
忘れて、食べて飲んで・・・ おっと明日もダイビングの方は
お酒はほどほどにね! 花火にスイカも登場して、ひと足
早い夏休み気分を味わうことが出来たでしょうか?
でも、本当の夏はこれからですよ。さあ頑張って潜りましょう!
かわいいゲストも参加してもらい、とっても楽しいひとときでした。
さて、今年もクワさんはロングステイです。与論島に通い続けて
10年以上。ダイビング暦も、もうすぐ10年。そんなクワさんと去年
調査に行ったNewポイント候補を再度調査しに行きました。なんせ
1年振りなので、正直同じ所にアンカリングできるか?ちょっと不安
でしたが、なんと大成功!! 実はこの場所、与論の他のショップさん
数軒では、すでに使っているポイントなんですが、ウワサには聞いていた
ここが「海中鍾乳洞」だったのです。深度が深く、奥行きがどの位ある
のかは、まだ未確認です。与論のポイントとしては港からかなり遠く
海況もあまり安定せず、また35mオーバーと言う深度のため、ダイバー
自身のスキルもかなり要求されるポイントです。しかし、ある程度の
条件がクリアできる方には、今後紹介して行こうと思っています。
もちろんクワさんは、その条件ちゃんとクリアされているんですよ。
正式なポイントとして使用するのはもう少し調査をしてからの予定です。
皆さんもスキルアップして、ぜひチャレンジしに来てくださいね。
「海中鍾乳洞」の内部より外側を見たところ。(写真・上)と
                     「海中鍾乳洞」から出てきたクワさん(写真・下)
そして6月最後から7月初めの話題は、この方たちも約束通り帰ってきてくれました。昨年の秋にも遊びに
来てくれた、リッちゃん・トモちゃん・サッちゃんの3人です。リッちゃんをリーダーに、トモちゃんは約束通り
アドバンスダイバーになって、サッちゃんはこの間は体験ダイバーだったのに、もう10本以上潜った
立派なダイバーになって帰ってきてくれました。前回は雨降りでチョッと残念。でも楽しく潜ることができた
けど、今回はしっかり梅雨明けした夏空の下、より明るい海をより楽しく潜ることができましたねー。
リクエストの「海中宮殿」「タートルドリーム」そして「沈船あまみ」にも潜ることができて、超ハッピー!!
ロングステイのクワさんとも一緒に潜ることができました。夜はオプションメニューのバーベキューも!
もう夏真っ盛りの与論島を楽しみまくった3泊4日でした。でもまだまだポイントは紹介し切れていないぞ。
次回は南側で行ってないポイントにも潜ろうよ。 みんなの帰りを首を長くして待っているからね!
こうして今年もトップシーズンを迎えることができました。10月中頃までは夏の雰囲気を充分楽しめる
ことができる(お天気にもよりますが。)与論島です。今からでも遅くないですよ! こんな私たちと
一緒に潜ってみませんか? 皆さんのお越しを楽しみにお待ちしております!!

追伸:近々『マリンダイビング』誌に、また『与論島特集』が載りますよ。予定は8/10発売の9月号です。
    与論島大好きって方はぜひ読んでくださいね!

                    HP管理人・・・ いつも日記が遅くてすみません。 竹内 浩一でした。
2006年9月11日(月)曇り時々雨・波少々 気温30℃・水温29℃
「9月には、なりましたが・・・」の巻き

気が付けば、もう9月。秋がそこまでやってきているような気がしますが、やっぱりまだまだ暑い日が続く
与論島より真夏の話題をお届けします。
7月の初めは島内ダイバー&その友人カップルの体験ダイバーで幕が
開きました。いつも元気な島内代表サヤカちゃん&トモちゃん。集合する
なり、とっても賑やか! 体験のタエミちゃんは実は去年も一緒に潜って
ます。今年はマサユキ君をはるばる与論まで来てくれたんだねー。
今年は去年よりいい天気に恵まれ、最高のダイビング日和でした。
体験ポイント(基本的に。)のB&G前で鮮やかな魚たちと戯れ、夢見心地
のひと時を楽しむことができたのではないかなーと思っております。
でもタエミちゃんも、そろそろ体験ダイバーを卒業したら?って思うのは
私だけでしょうか?次回はマサユキ君とライセンスを取って遊びにおいで!
サヤカちゃん・トモちゃんは夏のうちにいっぱいダイビングしようね!!

海の中もボートの上も賑やかで、楽しい4人組でした!!
お次の登場は、ママさんダイバーのアコさんです。お子さんが小さい間は
少しダイビングができなかったけど、今回3年振りの復帰第1戦目。
初めは超ドキドキで大変だった様子だけど、潜ってしまえば体で覚えた
あの感覚がよみがえってきて、思いっきり与論の海を楽しむことが
できました。夏の時期は外すことができない「海中宮殿」と「タートルドリーム」
今回は2ダイブだったけど、理解のある旦那様の協力で、無事ダイビングに
復帰することができたアコさんでした。ママさんと言う立場上、以前のように
ガンガンに潜ることはできないかも? でもたまに旦那様に子守りをお願い
して、海に帰ってくるのもいいかもですね! 復帰第1戦にお付き合いできた
またの機会もご一緒したいなぁと思っています。ぜひまた与論の海にも帰って
来てくださいね。お待ちしております。


とっても若いママさんダイバー。これで2児の母? ウミガメにも会えて楽しかったですね!!
次は島内ダイバー男性の部。7月の一時期、早朝ダイビングが流行りました。その火付け役は、なんと
6月にオープンウォーターのライセンスを取得したダイスケさんなんです。6〜7月の2ヶ月間、お仕事の
合い間を見て、とうとうアドバンスのライセンスまで受講開始! 早起きしたおかげで無事アドバンス
ダイバーに昇格することができました。しかも、できるだけ潜って帰りたいと言うことで、月末には3日連続で
早朝FUNダイブをしちゃいました。ダイスケさんの影響で、職場の仲間でもあり、島内ダイバーのリーダー格
でもあるシゲユキさん・ヒデキさんも一緒に早朝ダイビングに!! ダイスケさんはデジカメダイビングに
ハマッタらしく、滞在中になんと270枚も写真を撮ってしまいました。地元に帰ったらなかなかダイビングにも
行けないぐらい忙しいそうです。写真を見て与論島のこと、そしてダイビングのことを思い出してくださいね。
そしてチャンスができたら、また与論島で一緒にダイビングを楽しみましょうね! 今度はプライベートでも
絶対遊びにきてくださいね!!
このメンバーで潜ることって、まず
ありえない!スペシャルな1本です。
仕事をしながら2ヶ月でアドバンス
まで取得。これは新記録!
アドバンスのフォトダイブ中です。
また1人写真にはまった!!
そして7月の中旬に遊びに来てくれたのは、以前からのお付き合いの
テイコさん。そしてお友達のマリコさん。そのまたお友達のミノルさんの
3名さんです。テイコさんは去年に引き続き夏に遊びに来ていただき、
(いつものバディのヒトミちゃんは、今年は受験で欠席でした。)今年は
2人目のバディのマリコさんと、与論の夏を楽しんでいただきました。
マリコさんも元気いっぱい! 今回はデジカメを駆使して与論の海を
大激写!! そしてお友達のミノルさんは○○年前にライセンスを取ら
れて、今回超久々のダイビングに復帰です。各々いろんな思いを胸に
ダイビング! それぞれのペースで2〜6ダイブ。楽しい思い出ができた
のでは?と思っています。ぜひ来年も、たくさんのバディと一緒に与論へ
帰ってきてくださいね。楽しみにしています。

ともだちのともだちは、皆ともだち! チョッと古かったかな?
7月も後半にさしかかった頃に潜りに来られたのは、ダイバー暦2年生
与論島初ダイブのエミコさん・マユミさんのお2人です。昨年、沖縄で
ライセンスを取ったのですが、なんと!台風に見舞われなんとかギリギリ
のコンディションの中、取得されたそうです。それに比べて今回の
コンディションの良いこと!! でもお天気や海の状況は、時の運ですし
コンディションが悪いときの海を知ったと言う意味では、良い経験をされ
たと思います。今年はそのうっ憤を晴らすかのように、ダイビングや
その他のマリンアクティビティーなど、与論の海を大満喫されたようです。
これからいろんな海でダイビングを楽しまれると思いますが、与論の海も
ぜひ候補に入れてくださいね。また一緒に潜りましょう。


あまりの透明度の良さに、2人ともびっくり! これからも、楽しく潜り続けてくださいね。
7月の最後を飾るのは、ファミリーで参加してくださった、フミヒコさん
ロウくん・トモアキくんです。夏休み中とあって、この時期は家族や親戚で
ダイビングを楽しまれる方が多くなってきます。ライセンスを持っている
フミヒコさん、そして以前にも体験ダイビングの経験があるロウくん。
そして練習でとっても好成績であったトモアキくんの3名は、今回待望の
「海中宮殿」ポイントへのチャレンジとなりました。波一つないコンディ
ションの良さも手伝って、全員、最高に楽しいひと時を過ごすことができ
ました。ロウくん・トモアキくんにとって、最高の夏の思い出ができたの
では?と、思います。トモアキくんはこの夏当店の最年少体験ダイバーと
なりました。実は皆さん、もう何回か与論島にリピーターとして、来ていた
だいているんですよ。次回も一緒に潜たいと思ってます。ぜひ声をかけて
くださいね。
                     
さて、8月最初の登場は、ユウイチさん・ヒロミさんご夫妻です。お2人は
せっかくの夏の与論島を、精一杯楽しもうということで、午前中に2ダイブ
される計画を立てられました。申し込みを頂いた当初は、1日・2ダイブの
予定だったのですが、与論の海がとっても良かったのか、2日間・4ダイブ
もしてくださいました。お天気・コンディションにも恵まれ、最高に楽しい
4ダイブができたのでは?と、思っています。ユウイチさん・ヒロミさんも
ダイビングをはじめ、与論の夏をしっかり楽しんでいただいたようです。 
お2人のようにダイビング以外にも、いろいろなことをやってみたいという
方は、ぜひご相談くださいね。私たちも、できる限り柔軟なスケジュールで
対応できるように努力したいと思っています。ユウイチさん・ヒロミさんも
また一緒に潜りましょうね。
また、みんなで楽しく潜りましょう!!
与論島の休日は、いかがでしたか?
そして、いつか「こんな日が来るんだろうなぁ。」と思いながら10数年間
与論島でダイビングの仕事をやってきました。私が、ここまでダイビングを
続けるきっかけを作ってくださった『師匠』の登場です。横浜でダイビング
ショップを営んでいるベテランインストラクター・ジュンジさんと、まだ私が
イントラになる前に一緒に潜っていたサトミさんが、与論島に遊びに来て
くれました。でも自分の『師匠』や昔から一緒に潜っていた方が来てくれる
なんて感激!!と思う反面、かなりの緊張があったりして・・・
しかし与論のきれいな海と、最高のコンディションが手伝ってくれて、2日と
半日で7ダイブ。しかも北側と南側の両方とも潜ることができました。
懐かしい顔触れと潜ると、10年以上前のことが、つい最近のように思い
出されます。また、懐かしいメンバーも一緒に遊びに来てくださいね。
昔話に花が咲いた3日間
とっても楽しかったです!
お次の登場は、当店スーパーリピーターの1組、マサコさん・アサコさん母娘ダイバーのご来店です。
今回はお2人とも、おNewのデジカメを片手に登場です。でもいつも関心するんだよなー。
必ず2人とも素敵な写真をGETしていくんだもんなー。あまり多くは語りません。作品をご覧になってください。
もちろんトリミングや加工は一切していませんよ! 毎年必ず来てくださるマサコさん・アサコさん。
また一緒に潜れる日を楽しみにしていますね!!
私が選んだアサコさんの
ベストショット。沈船あまみ
私が選んだマサコさんの
会心の一枚。セダカギンポ
いつも通り、被写体かぶりつきの
マサコさん・アサコさんです。
そして当店2番目のレスキューダイバー誕生の報告です。6月にEFRを取得して
仕事の合い間にコツコツとコースに参加し、8月末に無事レスキューダイバーと
なったのは、島内ダイバー・リーダーのシゲユキさんです。とってもユニークな
方で、いつも話の節々にギャグを取り混ぜ、場を和ませてくれます。しかしレス
キュー講習の時は、マジ顔で真剣に受講され見事な成績での認定です。
ダイビングスキルに一層磨きをかけ、これからも頼もしいリーダーでいてください。
そして自分自身もしっかりダイビングを楽しんでくださいね!!認定おめでとう!
大切なのは、セルフレスキューと
ストレス排除。忘れないでね!
8月は体験ダイバーの方もいっぱいいらっしゃいました。しかし写真を撮れなかったりで・・・
全員をご紹介できなくて、スミマセン。しかし皆さんの、今年の夏の素敵な思い出になったのでは? と
思っています。これからも皆さんの与論島での思いで作りに、全力でサポートして行きたいと思っており
ますので体験ダイビングをご希望の方は、ぜひ声をかけてくださいね。
8月中旬に参加された、ナオヤさんチエさんです。
お隣の島・沖永良部出身の、チズカさん・キクエさんです。
FUNダイバーの方々も、スーパーリピータ「カネコ組&チーム江戸川区」の皆さんをはじめ、たくさんの方と
ご一緒したのですが・・・ 本当にごめんなさい。 これにめげず、これからも「竹内潜水堂」をかわいがって
くださいね。皆様あっての私たちです。これからもよろしくお願いいたします。

最後に今年の夏の与論島の海で、ちょっと気になることが起きています。それは水温が高い状態が続くと
起きると言われる「サンゴの白化現象発生」とサンゴを食べてしまう「シロレイシガイダマシの異常発生」です。
1997年世界的に広がった海水温の上昇によるサンゴの白化現象から早8年。徐々にではあるが、回復の
兆しがみえ始めたばかりなので、残念に感じます。こればかりは大自然の営みの中での結果なので、早く
少しでも水温が下がることを祈るしかありません。またシロレイシガイダマシの異常発生も、原因は定かでは
ありませんが、こちらは何とか人間が手伝うことができることなので、できる範囲で駆除していきたいと考えて
います。しかし本当はどんな生き物でも不必要な生き物は無いと思うのですが、これ以上サンゴが減らない
ようにと考えると、仕方がないことです。
サザナミサンゴの仲間が部分的ではありますが
完全に白化してしまっています。(左) サンゴだけではなく
イソギンチャクも白化しかかっています。(右)  2006/9/9
1つのサザナミサンゴの仲間に、10個以上のレイシガイ
ダマシの仲間がついています(左) 1ダイブ・40分のうちに
50個ほど駆除しました。(右) 2006/9/3
いろいろな問題を抱えつつも、台風の影響がほとんど無く、楽しく潜ることができた’06の夏でした。         
でも、まだまだ暑い与論島。キャンペーンも実施中!リーフチェックダイバーも大募集中です。
この秋も、与論島に潜りに来てくださいね!!   

HP管理人・・・竹内 浩一でした。
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