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2004年7月5日(月)曇り時々雨 波・うねり少々 気温31℃・水温26℃
「梅雨ぞら・台風・そして梅雨明け・・・の巻」


皆さん、ご無沙汰しております。1ヶ月チョッと振りの更新です。
与論もほぼ例年通りに梅雨明けして、わたし達も元気いっぱい潜ってますよ!!
その前に、6月の話題をご報告しなくては・・・

まずはじめは、梅雨の真っ只中の6/4〜7まで潜りに来られた
ユキちゃん&チヅルちゃんコンビです。 実は以前ユキちゃんは
一昨年の12月にも遊びに来てくれて、今回が2回目の与論島です。
今回は「ぜひ前に潜れなかった北側のポイントに行ってみたい!」
と言うリクエストだったのですが、残念なことに北風ですべて南側の
ポイントになってしまいました。しかも、初日のお天気は雨。
「いや〜、梅雨ですから。」なんて言いながら、実は「いい天気に
ならないかなー。」なんて。しかしそんな思いが通じたのか?徐々に
お天気が回復し、期間後半には青空の中ダイビングが楽しめました。
しかも前回の時のポイントとほぼダブルことなく、今回ユキちゃん的には
「ハキビナのカスミ根」がお気に入りの様子。ダイナミックなドロップオフが
好きなんだって。また、次回もお二人揃って「いい崖」潜りに行きましょう!
ユキちゃんお気に入りの「カスミ根」
ロギングの時もとても楽しい
ユキちゃん&チヅルちゃん
そして、やってきました。今年1回目の「リーフチェックウイーク」です。
今回の「チーム潜水堂」の一員といして御参加いただくヨシヒロさん
ケイコさんご夫妻です。他のメンバーより少し早く与論入りして到着後
1ダイブ。そして、翌日は3ダイブを楽しみ、さてリーフチェックだぞと
思っていたら、なんとやって来ちゃいました『台風6号』です。天気図に
よると、今回の台風は大きさ・勢力共にかなりのもので、しかも与論に
直撃っぽい!!残念ながらリーフチェックも中止となり、ご夫妻も早めに
ダイブを切り上げ、お帰りとなってしまいました。 でもロギングの時に
大事なことが発覚!! なんとヨシヒロさん、今回の期間中の50ダイブ
達成記念じゃないですか! 急きょお店の中で記念撮影に!!
でも、この台風に懲りず、また遊びにきてくださいね。待ってます。
ヨシヒロさん。50ダイブおめでとうございます。
さて、皆さんにご心配をかけました『台風6号』です。
港に係留してあるほとんどのダイビングボートや小型の漁船は、台風を
警戒し陸揚げしてロープでガンジがらめ状態となりました。
お店の方も今までで一番の警戒態勢を取っていたのですが、思っていた
コースを逸れ、与論的にも潜水堂的にも特に被害は少なく(当店は全く
無い状態。)早い所では通過した2日後には海に出かけているようでした。
しかし一時は、昨年の沖縄の宮古島のようになってしまうのでは?と
心配する人も多かったようです。今年も無事に夏を迎えられると、ホッと
していた人はボクだけじゃないと思います。しかし与論ばかりでなく皆さんの
住んでいる地域にも台風は行きますので、これからのシーズンはお互いに
気をつけましょうね。
今回の台風6号の時の「茶花漁港」の様子。
真ん中が、うちのボートです。
そして、待ちに待った梅雨明けです!! 沖縄地方が6/23に
そして翌日には奄美地方までも! この梅雨明けに合わしたように
やって来られたのは東京からいらっしゃったトシさんです。
今年は梅雨明けと共に、お天気も海のコンディションも上々で
「夏を先取り!!」という状態でのダイビングです。
北側のポイントの状態も安定して沈船・宇勝などのダイナミックな
ポイントから、宮殿・ミルキーウェイなどの「癒し系」ポイントまで
夏本番の与論が楽しめますよ!! もちろんトシさんも、一足早い
夏を楽しんでくれたはず?? 最初から最後までグッドコンディション
の中、潜ることができた3日間5ダイブでした。
「宇勝のアーチ」を通過中のトシさん
あっ、レンズが曇っている!ゴメンナサイ!!
さて、うちのような小さなお店でも、3年目となると「今回で○回目だね!」と言うお客様も多くなって来ました。
次にご紹介するのは、クワさん・チヨさんの名コンビで2回目の登場です。このお二人に会うと「夏だなー。」と
毎年そう思うのです。今年はダイビング以外にバーベキューやシュノーケリングなど、これまた夏を先取り!!
状態で、与論をエンジョイしてくれました。そして以外に好評だったのが『シュノーケリング』です。ダイバーじゃ
無いお友達も一緒に遊べるし、なんかマッタリと海で遊べるのがとても良い感じです。当店もダイビングが本業
なので、毎日と言うわけではないけど、ダイビングの予定の無い日のオプションメニューにはいいかも?
そんなアドバイスも頂くことができました。せっかく与論に来たのだから、いろんな楽しみ方をしなくちゃ!
また、来年も一緒に遊びましょう!!
思いの他、楽しかったシュノーケリング
チョウチョウウオに囲まれる「マリンボーイズ」
さあ、「宇勝のアーチ」へ潜降!!
もう一組、冬は雪深いスキー場のお隣より、夏を先取りしに来られたのは、サトミさん・ユミちゃん親子です。
こちらのファミリーもかなり前からのお付き合いなのですが、今回お初の潜水堂へのご来店です。
サトミさんはもうダイバー歴は5〜6年ぐらい。でも完璧の与論ダイバーで、与論島が大好きなリピーターさん。
ユミちゃんは与論2回目で、今回は体験ダイバーとして与論の海を楽しみます。実は体験ダイビングも
2回目なんだけど、数年前だったので潜り方「ぜんぜん覚えてなーい。」状態です。それでは1からしっかり
覚えよう! でも飲み込みがすっごく良いし、練習もとっても上手にこなせたのでご褒美に普通はFUNダイブ
で潜る「海中宮殿」ポイントに!! でも体験ダイバーは深いところはダメよ! 宮殿の屋根や柱の上まで
手をつなぎながら、でもしっかりした泳ぎで周りの皆もビックリ!これは将来有望だね。「もう、次はライセンス
取るしかないよ。」なんて話をしたら「明日もう1回潜りた〜い。」って。かなりハマッタみたい。ってことで翌日は
サンゴのすっごくキレイな「B&G前」と言うポイントへ。深さは4〜5mぐらいなんだけど、その分長い時間潜れ
るのだ。明るい砂地にきれいなサンゴと熱帯魚。ユミちゃんもご機嫌だったけどダイバーのサトミさんもお気に
入りの様子。なんとジャスト1時間も潜ってました。ユミちゃん、次はライセンスにチャレンジだね。待ってるよ。
宮殿の屋根の上で、二人揃って記念撮影
「よっ、決まってるね!!」 
翌日はサンゴと熱帯魚がキレイな
「B&G前」へユミちゃんもご満悦!
手を引かれながらも、しっかりした泳ぎ
「うーん素質あるかも?」
さあ、夏も始まったばっかり! この夏も海で・与論島で・潜水堂で・みんなで一緒に遊ぼうよ!!
                                            本日の担当・・・竹内 浩一でした。
2004年8月29日(日) 台風16号の為、強風・海も大しけ 気温30℃
「台風の最中なので・・の巻き」

そうです。ただいま台風16号が通過している真っ最中です!
今年の夏も台風が結構多くて、困っています。皆さんの中にも「旅行やダイビングの日程が狂ってしまい、
大変な
思いをした。」という方も多いのでは?我ら潜水堂も、台風の合い間をくぐり抜け、それでも結構
コンスタントに与論島にみえられた皆さんと、楽しく潜っております。ご報告が遅れましたことをお詫びしつつ
まずは7月の出来事から書きつづりたいと思います。
やはり台風の影響で、初めての中止になってしまった6月のリーフチェックですが、ここでデーターが一時的
であっても途絶えてしまうのは大変惜しい!と言うことで、公式ではないですが与論島在住ダイバー
(ほとんどスタッフレベル)と数名のお客様(今回は、当店のお客さんの参加は無しです。)そして強力な
助っ人 コーラルネットワークの「なべさん」も登場です。調査当日の7月7日もあまり良くないコンディション
だったので、午前中1ダイブでの調査となりました。結果は、また改めて報告のページを更新したいと思い
ますが、微妙に良い方向に進んでいるような気がしました。今回の特徴は、地元の方々の関心が高く
なってきたということです。商工会のバックアップや、島民の結果報告会への参加など本来あるべき姿に
なってきた気がします。今後ともダイバーと地元の方々の強固にして行き、与論島のあるべき姿の海を
取り戻すお手伝いが、微力でも出来ればよいなーと思わずにはいられませんでした。
今回は、総数9名での調査です。
多くの島民が参加した結果報告会
しっかりコミュニケーションもとりました。
リーフチェックが終わると、与論の海も夏休みモードとなりFUNダイバー体験ダイバーともだんだん多くなって
きました。そんな中で大きな区切りを迎えたご夫婦ダイバーがいらっしゃいました。以前から仲良くしていた
だいている、光男さん・貴子さんです。お二人揃って今回の与論ツアーでなんと250ダイブの記念ダイブを
迎えたのです。以前はバリバリの伊豆ダイバーで毎週のように伊豆通いをされていたそうですが、最近は
あったかい海が良いということで、毎年のように与論島に遊びに来ていただいています。今回も4日間で、
のんびり7ダイブしていただきました。次の300ダイブ記念もぜひ与論に来てくださいね。私たちものーんびり
お待ちしていますね。
二人そろってプチパーティーです。
光男さんは「アンカー西」で250dive
貴子さんは「沈船あまみ」で250dive
お二人以外にもたくさんのFUNダイバーがみえられたのですが、今回はダイバー予備軍である体験
ダイバーにスポットを当ててみたいと思います。先ほども触れましたが夏休みシーズンは体験ダイビングを
楽しまれる方が急激に多くなります。今、考えると与論島に比べて透明度の低い伊豆方面でダイビングを
始めた私に言わせると「こんなきれいな海で初ダイブ(ではない方もいらっしゃいますが・・・)をされた
皆さんは罪な方々です。」だってこんなにキレイな海にたどり着くまで、どれだけかかったことか・・・
そんな罪な方々が、この7月1ヶ月で11組・18名もいらっしゃいました。コンディションに恵まれたり体験
ダイビングの経験を多く積まれた方の中には、FUNダイバーにも大人気のポイントである「海中宮殿」に
行けた方もいらっしゃいました。(もちろん体験ダイバーに見合った深度やコースの範囲でですが)
そんな皆さんの感動のシーンを紹介したいと思います。
写真が小さくてゴメンナサイ。マスク越しで顔もわからないかも?でも潜ったご本人には、あの時のシーンが
よみがえってくるはず。 この感動を忘れずに、次回はライセンスを取って与論の海を見にきてくださいね。
お待ちしています。
そしてポッカリ予定が空いた7月末のある日。以前から
「ここ、いいんじゃないかなー。」と思っていたとある場所に
調査ダイブに行ってきました。「地形大好き!!」という
ダイバーには、もってこいのポイントを発見できました。
まだ、どんな魚や生物がいるのか?までは調査していま
せんが、水中マップまでは完成しています。
これからの季節に行きやすい、南側のポイントになるので
そのうち皆さんにお披露目できる予定です。ただし、最大
深度が25mぐらいにはなるので、スキルを磨いて来て
くださいね!とりあえず、当HPをご覧の皆さんがイメージ
できるようにポイントの一部を写真にとってきたので
イメージを膨らませておいてくださいね。
そして、左上の写真が、本日10:00ごろの与論の海です。
大きな防波堤を越えてしまうほど巨大な波が押し寄せて
います。今回の台風は本当に強烈です。直撃をまぬがれて
いたから良いものの、この勢いで直撃コースを通っていたら・・・
と思うと真剣にゾッとします。 まだ各地域で影響が出そう
なので、皆さんも気象情報には注意してくださいね。

そして左下の写真は、7月中頃のとある日の素敵な夕日です。
与論島の西側にある海岸で撮影しました。
台風の影響が早く無くなって、こんな夕日が見えるときに
ダイビングがしたいですね。
この秋も新しい企画を考えておりますので、ぜひ皆さんご一緒
しましょうね!  お待ちしていまーす!!

本日の担当者・・・今年はもう台風来なくていいよ! 
と思っているのは私だけでしょうか? 8月の話題はもう少し
待っててくださいね! ・・・ 竹内 浩一でした。
私、個人的にも大好きなポイントになりそうです。
2004年11月1日(月) 晴れ・波、少々 気温26℃・水温24,5℃
「季節が変わってしまいましたが・・・の巻」


気が付けば、もう11月。日記も2ヶ月ちょっとぶりの更新となってしまいました。
与論もすっかり秋となり、しかし話題はまだ夏です。それもこれも「台風のバカヤロー!!」
今年の夏は本当に余計な仕事が多く、一緒に潜れるはずの方々と潜れなくなることも多かったです。
そんな8月のはじめは、昨年もいらっしゃった北九州のダイビングショップ「バディーロープ」ご一行様が
みえられました。今回いらっしゃったメンバーさんも、かなりパワフルな方が多く、1日2ダイブで終わる方は
ほとんどおらず、3〜4ダイブと与論の海を征服する勢いで、潜っていただきました。1番多い方で3日と
半日で14ダイブ?? 1日何ダイブすれば、こんな数字になるのだろう? いや、それだけダイビングが
好きだと言うことです。今回のツアーも6日間と、いつもながら長期間でいらっしゃった割りにコンディションも
良い状態が続き、私たちもとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。もちろんアフターダイブも充実して
今後、毎年この時期恒例のツアーになってくれそうです。来年はどんなメンバーさんがいらっしゃるのか?
また、あの方も来てくださるのかな? 私たちも今から来年の夏が楽しみです!!
写真を撮ったり、観察したり
各々、与論の海を楽しんでいます。
天気の良い日は、ビーチに出て
貝がら拾いなどもしました。
ブリーフィングをしっかり聞いて
さあ!出発です!!
この夏たくさん潜ったと言えばもう一人、1ヶ月の間仕事の関係で
与論に来ていたサトちゃんも、かなりの本数を潜ってくれました。
仕事の合い間をみて、午前中だけとか夕方からとか・・・
仕事をしながら、約1ヶ月の間に気が付けば12本も潜っていました。
やっぱりダイビングが好きなんだろうなー。
普通だったら仕事が終わってから、重いタンクをかつぐなんて・・・
と、思う人が多いんじゃないかなー?
上手になろうと、いつも一生懸命に頑張って潜っていました。
今度は仕事抜きで、もちろん仕事がらみでもOKですよ!
また、与論の海を一緒に楽しみましょう!!
ひょうたん島のカクレクマノミと
一緒に記念撮影です。
そして、与論の8月と言えば
忘れてはいけないのが「サンゴ祭り」
です。与論町民や、観光客の皆さんが
一同に茶花の海岸に集まります。
当然メインイベントは「花火大会」です。
規模は小さいのですが、目の前で打ち
上げるので、都会で感じることが出来ない
ほどのド迫力です。私もこんな感じで夏の
一夜を楽しみました。皆さんもお祭りに
合わせて来てはいかがですか?
私もビールなど飲みながら、花火を見て、夏の夜を楽しみました。
この時期と言えば忘れていけないお馴染みさん。今年も来てくださいました、ツカサ&ミユキご夫妻です。
いらっしゃる前に、やはり台風の影響があったので、ひやひやしながら与論に到着です。
でも、とっても運が良く、北側と南側を1日ずつ潜ることが出来ました。 そんなツカサ&ミユキさんに
当店で初公開!! 前回の日記でも触れました「Newポイント」へ初挑戦です。 まだ名無しのポイント
だったので、お二人にはこのポイントの名付け親になっていただくことになりました。いくつかの候補を
出していただき、その中より正式にポイント名を決定しました!! その名も「???」次回の日記で発表
しましょう。今回はプレオープンと言うことで「Newポイント」ということに・・・
左側と真ん中の写真が、噂の「Newポイント」です。とりあえずイセエビなんかがいる
max深度が25mぐらいのところです。右の写真は、この夏私たちを楽しませてくれた
海中宮殿の「ツバメウオ君」です。そう言えば今回はツカサさんがあまり写っていないなー。
そして、月日はめぐり、9月の話題。やはり9月も台風が多かったです。しかもこの夏、与論島に一番の
影響を与えたであろう「台風18号」の襲来です。移動速度が遅く風速25m以上の暴風雨圏に、なんと
24時間以上さらされた事になります。我が、潜水堂のログハウスも1日中ギシギシ音をたてて揺れて
いました。風雨も落ち着いて、島の様子を見て回るとすっごい事になっているではありませんか!!
与論島の南東側に面している港(普段ダイビングでは使用しないところです。)では強風等のために
漁船が何重にも折り重なっていました。また、ガソリンスタンドの大きな看板がボッキリ折れていたり・・・
本当に当店のボートやログハウスが飛ばなくて良かった・・・と思わずにはいられませんでした。
各地で被害をもたらした、今年の台風。与論でもこんな光景を目の当たりにすることになってしまいました。
各地方で被害にあわれた方には、心よりお見舞い申し上げます。
しかし、台風が過ぎ去って数日後には、こんなにキレイな海が
戻ってきているなんて、自然の力には本当に敬服するしか
ないという感じです。ちなみにポイントは「海中宮殿」です。
体験ダイバーのヒロコちゃんが、台風18号明けの1番目の
お客さんとなりました。あまりのキレイさに感激して「絶対に
ライセンスを取って、また与論に来る!」って言ってくれました。
来年の夏にはダイバーとなって、また一緒に潜りましょうね!!
海中宮殿とクマノミとヒロコちゃん。かなりダイビングがお気に入りの様子。
来年は、本格的に始めようね。
続いては掲示板でも触れた話題。
私たちの全国デビューが決まりました。
と、言っても芸能界入りするわけでは
ありません!結構メジャーな雑誌「田舎
暮らしの本」の取材を受けてしまったのです。
お題は、「本土より南に島に移り住んで
仕事をしている夫婦」みたいな感じらしい
です。たまたま居合わせた、マサジくん&
ナオコさんも一緒にデビューしちゃったかも?
11月3日に全国の書店に並ぶらしいです。
よろしかったら、ご覧になってくださいね。
ダイバーらしくない?男性が2名
取材スタッフも同行します。(上)
偶然、居合わせたマサジくん&
ナオコちゃん。雑誌には多分
水中写真は、無いと思います。
さて、お次は新人ダイバー誕生の話題へ。
今年は例年に比べ、「ライセンスを取りたい!」と言うお客さんが
少なめだなーと思っていたら、9月に入って2名連続で新たに
ダイバーの仲間入りとなりました。1人目は長崎県から来た
ヨシコちゃん。ちょうど台風が来る前で、最高のコンディションの
中、しかも成績優秀でなんと全行程を3日間でこなしてしまった
のです。決して女の子だからって、甘やかしたわけでは無い
ですよ。講習のときは、厳しくきっちりやっていますからね!!

そしてもう1名は与論生まれの好青年、マサムネくんの挑戦
です。さすが島で育った男の子。水中能力は今までの講習生の
中で1番と言って良いぐらい。何でも簡単にこなしてしまいました。
当然、学科もばっちりで、潜水堂の講習生で最高得点かも?
通常3〜4日間必要な日程をなんと3日目のお昼までに終了して
しまったのです。もちろん手抜きなど1つも無しですよ。
でもマサムネ君は現在与論に住んでおらず、今度会えるのは
お正月になるのかな?ヨシコちゃん・マサムネくん、また一緒に
潜れる日を楽しみに待っているよ!
ヨシコちゃんは9/20にマサムネ君は
9/24にダイバーの仲間入りです。
秋の訪れと台風21号が、徐々に近づいてきた9月の末に
仲良し3人組のチエちゃん・ハルミちゃん・ユキコちゃんが
遊びに来てくれました。台風が近づいてきて決して良いとは
言えないコンディションの中、それでも3人とも仲良く・楽しく
2日間ダイビングを楽しんでいただきました。2日目の午後
には台風の影響によりボートを陸揚げするため、慌ただしい
スケジュールだったにもかかわらずこんなに楽しんでくれた
なんて、私たちもとっても嬉しいです。しかも偶然にもチエ
ちゃんがお誕生日を迎えての「バースデー・ダイビング」だった
のです。これはお祝いをしなくては!!と、言うことで夕方から
プチケーキを準備して「バースデー・ログタイム」となりました。
みんなで写真を撮ったりサインを交換したり・・・ 時間に余裕が
あるときは、のんびりログブック付けるのも、いいですね。
ちなみに3人が帰った翌日が台風最接近で飛行機もストップ!!
 なんて運が良いのだろう?これも日ごろの行いかな??
そうそう、チエちゃん・ハルミちゃんは近いうちに潜りに来て
くれる予定です。私たちもすごく楽しみに待ってますよ!!
チエちゃん、お誕生日おめでとう!
8月・9月もたくさんのお客様と一緒に潜ることが出来ました。本文の中でご紹介しきれないぐらいに・・・
与論の海を楽しんでいただけたでしょうか?ぜひ、また一緒に与論島を、そしてダイビングを楽しみましょう。
みなさんと再びお会いできる日を心よりお待ちしております。   ps.小さな写真でゴメンナサイ!!
やっと9月までの話題が追いつきました。実は10月も楽しい話題いっぱいです。ちょっと悲しい事も
あったけど・・・  今月前半の更新目指してがんばります!!  本日の担当・・・竹内 浩一でした。
11月30日(火) 晴れ・波:風共に穏やか・気温24℃:水温23℃
「のんびり・まったりの秋。の巻き」

「あーっ暑い!!」と騒ぐことも無くなってきた今日この頃。
与論島も秋本番と言ったところです。朝晩はかなり涼しくなってきて、島民の中ではと言っても、まだ20℃前後
なのですが・・・ しかし今よりまだ暖かだった10月の話題をしなくては!このシーズン毎年来ていただいている
長野県の『川上屋ご一行様』が今年も来てくれました。今回は珍しく川上屋ご夫妻のみがダイビングをしたり
島の学校の運動会を見に行ったり、シーカヤックをしたり・・・のんびり与論島を楽しんでおりました。いつもの
ように、大勢でにぎやかにって言うのも楽しいけれど、たまには二人っきりでというのも良かったのでは?
これからは新蕎麦のシーズンでとっても忙しくなるとのことです。がんばって美味しいお蕎麦を作ってくださいね。

大好きな与論の海を、潜ったり・・・
もちろん飲みにも行ったよ!!
シーカヤックにも初挑戦!!
時をほぼ同じくして、鹿児島から来てくださったのは、ユキちゃんと言う学生さんです。
大学院生のユキちゃんは、研究の取材と言う事で与論に来られて、なんと我が潜水堂にも取材に来て
くれたんですよ。滞りなく取材も終わって一度はバイバイしたんだけど、茶花の街中でバッタリ再会。
「あのー、滞在中にダイビング出来ませんか?」って聞いてくれたんです。答えはもちろんOK!!
取材がひと段落した1日・2ダイビングを楽しみました。何年か振りということではじめは緊張しちゃったけど
潜ってしまえば、ブランクを感じさせないほどの潜りっぷりだったよ。しかも今回はデジカメに初挑戦!
しかし、これがいい具合に撮れていたんだねー。腕がいいのか?カメラがいいのか?でも写真って撮った
人の感性が出るって言うから、やっぱりユキちゃんの実力って事だよね。これからもいっぱい潜って
いっぱい撮って、いい作品が出来たらまた見せてね。今年中にもう一回与論に来る予定って言ってたから
そのときも一緒に潜りましょう。
どんな感じに写っている?
小さな被写体を撮ろうとしています。
本当に?年振りなの??
10月2組目の常連さんは、3年連続でこの時期ご来店の「いそまさ夫妻」
です。本当はもう少し早い時期に来ていたのですが、昨年は台風の洗礼に
会い、今年はちょっとだけ時期をずらしての与論島上陸となりました。
おかげで今回は上手く台風をかわし、久々に南側のポイントを楽しむことが
できました。偶然ですがほぼ同じ日程で、昨年の6月頃にも遊びに来て
いただいた「ふさ子さん」にも来ていただいてなんと、10月前半は「リピーター
さん大会」状態になりました。しかも偶然は重なるもの。今回ふさ子さんが
『150DIVE』迎えることとなりました。嬉しいことは大勢で分かち合ったほうが
良いということで、その日のログタイムはみんなでお祝いをしました。

さらに、「リピーターさん大会」は続きます。お二方とも与論島には何回も
来られて、今回も6ダイブされている方々です。そろそろ各ポイントも行って
いるのでは?「ここで奥の手を出してしまおう!」と考え、当HPでもオープン
の告知をしていたnewポイントの登場です。その名も「サザンクロス・ケーブ」
です。エントリーした水面から、島の高台にある「サザンクロスセンター」を
見上げることが出来る為、この名前が付きました。名付け親もリピータさんで
やはり私たちはリピーターさんに支えられている部分が大きいんだなーと
感じざるにはいれませんでした。今回もNewポイントはかなり好評で、地形と
イセエビを楽しみました。(もちろん見ただけですよ!!)
いそまさ夫妻はオプションダイブにオプション花火までして、私たちも楽しい
数日間を過ごすことが出来ました。みなさん、また遊びに来てね!!
150diveおめでとう!水中での
記念写真と記念品授与式です。
「サザンクロス・ケーブ」の入り口へ続く砂地の通路と(左)
ケーブ(洞窟)から外の光が差し込む出口を望む(右)
オプションダイブ(左)とオプション花火(右)を楽しむ
いそまさ夫妻と私たちです。
しかし、私たちを支えてくれるのは、リピーターさんだけではありません。 当HPをご覧になった方や
各方面からご紹介いただいた方などなど・・・ 「リピータさん大会」のあとにいらっしゃったのは
沖縄よりワタルくん&トモミちゃんです。普段は本島やケラマ諸島を潜っている2人ですが、与論の地形の
楽しさや透明度のよさに感激してくれて、1日半で5ダイブもしてくれました。ワタルくんはデジカメ初挑戦!
かなり集中して被写体に向かってました。トモミちゃんは「トモリパスサイド」のでっかいテーブルサンゴに
大感激!!2人ともカメラに、ログブックに与論の想い出をしっかり残してくれたみたいです。
しっかりログに、想い出を残そう
でっかいテーブルサンゴ!!
マクロな写真に・・・
体育の日の連休には、シゲルさんマサミさん
ご夫妻&ヒトシさんがいらっしゃいました。
お天気もよく、休憩時間には日陰を探さないと
暑くて日焼けをしてしまいまた。皆さんは与論の
地形のダイナミックさや、このシーズン欠かす
ことができない大きなテーブルサンゴのポイント
に感動していました。その大きさは左の写真を
見れば一目瞭然です。しかしこの光景を目の
当たりに出来るのは、これが最後だったとは・・
今回の3名さんは本当にラッキーだったとしか
言えません。次回はウミガメや海中宮殿にも
行きましょうね!
7月チャレンジされた体験ダイバーの皆さんは、全員大成功でした!!一緒に潜った私たちも、最高にハッピーな気分でした。
そして、その日がやって来てしまいました。日本各地で猛威を振るった台風23号が、10月19日の午後に
与論に最接近しました。大きさ・勢力ともにそれほど心配する数値ではなく、多少風雨が強いが何とかやり
過ごせるのでは?と言うのが大方の予想でした。だがコースがまずかった。夕方には「台風の目」が、しっかり
分かるほどの直撃コース。PM2:00過ぎからは最大級の警戒態勢となり、特にボートを係留「供利漁港」には
利用者のほとんどのが対応に来るありさまです。全てのボートや漁船が陸揚げされているにもかかわらず高波
高潮によって低い場所の船や台に載せていない船は、波にさらわれ港の上をゆらゆらと動き回るほどでした。
しかし台風が過ぎ去るにつれ風や波の向きが変わり、PM11:00頃にはひと安心できるぐらいの状況に戻り
ました。一時は私たちのボートも荒海に流されてしまうかと思いましたが、何とか無事で今に至っております。

しかし、このあと自然の力を身にしみて感じる出来事が、いくつかありました。1つ目は台風が過ぎ去った日の
港の光景です。どこからとも無く流れ着いたゴミ(ほとんどが流木)であたり一面が埋め尽くされていました。
私たちも撤去作業を手伝い、その量は10tダンプ2杯以上の量でした。海も落ち着き、台風後の1ダイブ目。
大量に砂が移動して、その風景が変わってしまう程でした。さらに長い間、私たちの目を楽しませてくれた
「トモリ・パスサイド」の大きなテーブルサンゴが、見るも無残に壊れてしまいました。あの大きさからすると
何十年もかかって育ったものと考えられ、たとえ自然の営みの中で壊れてしまったと言えども、残念で仕方が
ありません。また北側のポイントでは「海中宮殿ポイント」の本殿が北側に傾いてしまったのです。「あれほど
大きな物がまさか!」と言うのが実感です。今年ほど台風の怖さを感じさせられた年は無いぐらいです。
これからも自然の力に逆らわず、与論島の自然を楽しみたいと思わずにはいられませんでした。
「長崎の塔」の人面岩と「パスサイド」のテーブルサンゴに感動!
しかし、この写真が最後になろうとは、思いもしませんでした。
「海中宮殿」も傾いてしまった威力
壊れてしまった「パスサイド」のサンゴの一部
あたり一面流木だらけの「供利漁港」
気象状況に注意して、楽しく安全なダイビングを!  表日記、担当・・・竹内 浩一でした。
潜水堂日記・1(’02.8〜12) 潜水堂日記・2(’03.1〜6) 潜水堂日記・3(’03.7〜10)
潜水堂日記・4(’03.11〜’04.5) 潜水堂日記・6(’04.11〜’05.6) 潜水堂日記・7(’05.7〜12)
潜水堂日記・8(’05.12〜’06.6) 潜水堂日記・9(’06.7〜9) 潜水堂日記・10(’06.9〜12)
潜水堂日記・11(’07.4〜12) 潜水堂日記・12(’08.4〜8) 潜水堂日記・13(’08.8〜11)
潜水堂日記・1(’02.8〜12) 潜水堂日記・2(’03.1〜6) 潜水堂日記・3(’03.7〜10)
潜水堂日記・4(’03.11〜’04.5) 潜水堂日記・6(’04.11〜’05.6) 潜水堂日記・7(’05.7〜12)
潜水堂日記・8(’05.12〜’06.6) 潜水堂日記・9(’06.7〜9) 潜水堂日記・10(’06.9〜12)
潜水堂日記・11(’07.4〜12.) 潜水堂日記・12(’08.4〜8) 潜水堂日記・13(’08.8〜11)